乳房の再建手術

マグカップを持った女性

現在ではほとんどの乳房再建術に健康保険が適用されます。従って、選択した治療法ごとにこれまで生じていた医療費の差が小さくなる傾向にあるのです。乳房再建の際に必要になる皮膚の拡張器や様々なタイプのインプラントに保険が適用されるため、乳房再建術は、現在約30万円程度で受けることが出来るのです。高額療養費制度を用いれば、1カ月分の医療費は一般的な収入の場合約8万円程度に軽減されます。加入している保険によっては、こういった乳房再建術に保険金が支払われることもあるのです。乳がんの罹患者が増えている現在では、こういった医療費の軽減が乳房再建術の普及を促進していくと考えられます。再建に取りかかる時期も選べるのが最近の傾向なのです。

乳房再建術が広く試みられている背景には、近年の保険制度の見直しが大きく関わっています。健康保険が適用になる治療の範囲が拡大し、これまでは自己負担で行なわなければならなかった治療を、3割負担で実施出来るように医療制度が変わったのです。インプラントというシリコン製の特製ジェルパッドを埋め込む乳房再建術が、こいった保険制度の見直しで低価格で可能になりました。このようなインプラントは、これまでは主に美容外科での豊胸術でのみ用いられていたのです。年を追うごとに保険の適用されるインプラントの種類も増え、現在ではより自分に合った乳房を再建することが可能になっています。このような状況を受けて、乳房再建術は執刀する医師の技術が重要となってきているのです。